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空室対策|賃貸物件のインターネット無料を調査_インターネット設備比較

賃貸物件の人気設備ランキングで人気のインターネット無料について調べてみた。

 

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インターネット無料とオートロックは全国賃貸住宅新聞で発表されている単身者向け物件の人気設備ランキングで2年連続1位、2位です。

 

インターネット設備にまつわる情報を調べて、賃貸物件で有効な客付け手段になり得るのかを調べてみます。

・インターネット無料の物件数と割合を調べてみた

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物件数No.1の住宅情報サイトホームズに掲載されている賃貸物件1,087,687件のうち、インターネット無料の物件は73,618件と全体の6.7%となっております。

ちなみにオートロックは234,285件と21,5%となっており、インターネット無料物件のほうが希少性の高い設備となっております。

 

単身者に人気ということなので、ワンルームと1Kの間取りに絞ると401,674件、そのうちインターネット無料物件は40,321件と10%となっております。

やはり単身者向け住宅に完備されている割合が高いということになります。

 

・インターネットの普及率を調べてみた

 

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日本のインターネットの普及率は平成26年末時点では82.8%と前年水準です。また端末別インターネット利用状況をみると自宅のパソコンが53.5%と一番多く次いで、スマートフォン47.1%となっている。

年齢別にみると賃貸物件を借りるメインユーザー層の20代、30代、40代ではいずれも96%を超える利用率となっている。

都道府県別にみると、東京の普及率が88.9%と一番高く、大都市のある都道府県の普及率が高い傾向にある。一番低い沖縄県の普及率76.6%です

(出典)総務省「平成26年通信利用動向調査」

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html

 

・プロバイダーを調べてみた

 

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OCNが圧倒的シェアNo.1、続くYahoo!BB、BIGLOBE、追いかけるSo-netというシェア争いです。シェア=利用者の多い人気のある業者ということで、必ずしも満足度の高さにつながるわけではないですが、アフターサービスやサービス品質の向上への投資も期待できるので、安定したサービスを受けられる可能性が高いと思います。

 

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主なプロバイダー業者:OCN、Yahoo!BB、BIGLOBE、ぷらら、So-net、JCOM、nifty、eo、ASAHIネット

 

・回線の種類を調べてみた

回線の種類は主に3つで光回線、ADSL回線、モバイル回線です。

光回線とADSL回線は固定回線で固定的に開通されている回線です。

モバイル回線はWiMAXなどの無線WiFiを用いた回線です。

 

賃貸物件のインターネット無料設備としては、固定回線の光回線がメインになります。

 

参考までに3つの回線の説明をしましょう。

1.光回線

光回線とは光ファイバーケーブルを使用してレーザー光で通信する回線のことです。 光回線は電気の影響を受けないので、ノイズなどによる外乱に非常に強く安定した通信ができます。

光ファイバーを使った光回線は、旧来の固定電話については利用せずに、何もない状態から新規に通信用の光回線を引いていく接続サービスです。既存の固定電話や回線を持っていないというケースでも問題なく利用できます。

 

2.ADSL回線

ADSL回線とは一般の電話回線(アナログ回線)を利用したインターネット回線のことです。 2000年代前半にインターネット回線の先駆けとして普及しました。 しかし、携帯電話を含む高速モバイル通信と光ファイバーによる高速通信(光回線)の普及により、利用者は減少傾向にあります。

 

3.モバイル回線

モバイル(モバイルデータ通信)とは、携帯電話会社の3G・LTE回線の電波を利用して、WiFi対応機器をインターネットに接続することができるサービスのことです。光ファイバーやADSLと違って回線工事が不要。

ルーター/モバイルwifiルーター

 

参考:光回線とADSL回線の比較

ADSLは「伝送損失」という現象によって、自宅や会社の場所(インターネット接続を行う場所)がNTT基地局から遠ければ遠いほど通信速度が遅くなります。また、通話によるノイズやその他家電製品によるノイズなどにも影響を受けやすく、時間帯や状況によっては速度が大きく変化することもあります。

それに対して、光回線は光ファイバー専用回線を使用するため、距離や外的要因による影響は受けず、安定した速度を確保できます。ノイズなどによる信号の減衰が少ないために、上り下りに関係なく最大100Mbps前後の速度を維持し続けることができます。

なので、光回線の方が優れているといえるでしょう。回線を契約するのであれば光回線をオススメします。

 

・個人でインターネット回線を契約した場合の費用を調べてみた

価格比較で有名な価格.comがプロバイダーの比較サービスも提供してます。

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価格.com限定のキャッシュバックがあり、実質負担額はなんと数百円から利用できます。都道府県と物件タイプを選択するだけで利用年数ごとにプランを比較することができます。

http://kakaku.com/bb/

また、最近は携帯と自宅のインターネットを同時に契約するプランが台頭してきている。

CMでおなじみのauスマートバリューをはじめ、Softbankスマート値引き、ドコモ光パックと各キャリアが独自にお得なサービスを提供しております。

インターネットがどんどんお得に安価に利用できるようになってきてます。

 

参考:スマートフォンは各キャリアで設定している通信料の制限

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NTTドコモは7GBまで

KDDIは7GBまで

ソフトバンクは7GBまで

イーモバイルは5GBまで

通信制限を超えてしまうと、ほぼ通信ができない低速状態になります。

 

 

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賃貸物件におけるインターネット無料の設備の希少性は高く、物件の差別化となり客付けに有効な施策にはなるが、広告に記載されている4,000〜5,000円の賃料をあげれるほどの効果は現在ないと推測される。

 

最近は携帯と自宅のインターネットを同時に契約するお得なプランなどが増えており、備え付けのインターネット設備にどれくらい魅力を感じてもらえるかは入居者の反応を注意深く観察が必要だと思われる。またスマートフォンの普及に伴い、webサイトが閲覧されるブラウザもPCより、スマホの方が多くなっており、一般的なサイトは6〜7割程度スマホからのアクセスとなっている。通信容量に制限はあるもののどこからでもインターネット環境に接続できるスマートフォンの存在が自宅にインターネットが必須だった数年前の状況から変化していると考えられる。

 

インターネット無料の設備に魅力はあるが、インターネット環境は変化しているため、入居者にとってインターネット無料設備が魅力的なサービスであり続けるかは観察が必要である。

 

 

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